「外部」へ

食事をしていたら、ある昔の音楽がかかったが、その音楽にまつわる自分の記憶がいろいろ思い出された。

しかし、自分ではわざわざ聴こうとするほどの思い入れがあるわけではない曲なので、ネットで探して聴こうともしなかったし、そもそも、すっかり忘れていた。

つまり、エコーチェンバーと化したネット空間においては、まず出会うことのなかった曲である。

しかし、飲食店のように、自分の選択とは関係のない曲が流れるという環境のおかげで、いわば自分の「外部」と、ひととき接触することができた。

こうした環境は、ネットが一般的になる前は普通だったのだが、今では、逆に新鮮な感じもある。

そしてこのように、自分の「外部」へと、一歩足を踏み出すところに、真実は常にそこにあったという、単純な事実が開かれる。

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